冨田、出国の空港で「申し訳ございませんでした」精神状態は不安定

[ 2014年10月1日 19:43 ]

金浦空港で謝罪する冨田

 アジア大会の水泳会場でカメラを盗んだ事件で仁川地検から窃盗罪で略式起訴され、罰金100万ウォン(約10万円)を納付した競泳男子の冨田尚弥(25=チームアリーナ)が1日、金浦空港から出国した。

 スーツ姿で空港に現れると「このたびは大変お騒がせして誠に申し訳ございませんでした」と約1分間深々と頭を下げた。日本オリンピック委員会(JOC)から27日に日本選手団から追放された後も選手村で待機していたが、出国禁止処分が解除されたために30日に選手村を離れた。

 冨田に付き添い、一緒に謝罪したチームアリーナの春木亮一監督は「選手の時よりも口数も少ない。食べたら戻してしまう状態だったようだが、少しは食事を取れるようになったようだ」と不安定な精神状態であることを説明した。

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2014年10月1日のニュース