錦織　ストレート勝ちで初戦突破！２年ぶりＶへ快勝発進

ドディグ戦でエアケイをみせる錦織

　男子テニスの楽天ジャパン・オープン第３日は１日、東京・有明テニスの森公園で行われ、世界ランキング７位の錦織圭（２４＝日清食品）は男子シングルス１回戦で同６１位のイワン・ドディグ（２９＝クロアチア）と対戦し、６―３、６―４でストレート勝ち。同大会２年ぶりの優勝へ快勝スタートを切った。

　第１セットは第７ゲームまでお互いにサービスゲームをキープ。錦織が第８ゲームをブレークして勢いに乗り、６―３で第１セットを先取した。第２セットは第４ゲームでブレークを許すなど１―３とリードを許す苦しい展開。それでも鮮やかなリターンを決めて第５ゲームをブレークバックすると、そこから３ゲームを連取。ドディグも強烈なサーブで反撃して５―４としたが、第１０ゲームを錦織がラブゲームで危なげなくキープして、１時間２４分で勝負を決めた。

　全米オープン準優勝、今大会直前のマレーシア・オープンで優勝しての“凱旋試合”。前日のダブルスに続いてシングルスでも快勝を収めた錦織は、有明に詰めかけたファンの歓声に笑顔で応えた。