川内 世界切符へ“中央突破”図る「傾きある端は大きな負担」

[ 2014年10月1日 07:12 ]

ポーズをとるマラソン代表の(左から)早川英里、木崎良子、川内優輝、松村康平

 川内優輝(27=埼玉県庁)ら仁川アジア大会の男女マラソン(女子は2日、男子は3日)の日本代表が30日、仁川で会見した。

 これまでレース前の勝負飯としてカレーを食べてきた川内だが、3月にコースの下見を兼ねて出場した仁川国際ハーフマラソンで現地のカレーを食べてひどい食あたりに。「日本のカレーを信用しています!」と日本からレトルトカレーを持ち込んだ。

 今大会で金メダルを獲得すれば来夏の世界選手権(中国・北京)の代表に内定。2位以下でも今冬の選考会の成績で代表入りは可能だが、川内は金メダルを逃せば同選手権出場を諦める。「(コースは)道の端っこが傾いていて、そこを走ると大きな負担がかかる。道の真ん中を走るようにしたい」。公務員ランナーが世界切符へ“中央突破”を図る。

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2014年10月1日のニュース