スウェーデン、福岡で事前合宿 東京五輪で一番乗り

[ 2014年9月30日 12:12 ]

 2020年東京五輪の事前合宿地として、スウェーデンが福岡市を選んだ。市が30日、発表した。10月8日に同国オリンピック委員会の代表らが来日し、基本合意書に調印する。日本オリンピック委員会(JOC)によると、海外チームの合宿地決定は全国初とみられる。

 福岡市によると、20年7、8月に選手やコーチら計約150人が滞在する。

 スウェーデンは08年北京五輪でも福岡市を合宿地とし、水泳、陸上、女子サッカーなど11競技の約150人が合宿した。福岡市によると、同国は今年4月に現地を視察し「練習施設や交通が市内にコンパクトにまとまっている」と評価していた。

 高島宗一郎市長は同日の定例記者会見で「東京だけでなく、地方からも五輪を盛り上げ、成功につなげたい。自信を持ってスウェーデン代表を迎えたい」と歓迎した。

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2014年9月30日のニュース