みなみ 悔し涙…8アンダー7位「まだ通用しない」

[ 2014年9月29日 05:30 ]

最終ラウンド、笑顔でホールアウトする勝(左)。右は優勝した韓国の朴キョル

仁川アジア大会ゴルフ最終日

(9月28日 韓国・仁川 ドリームパークCC、女子=6500ヤード、男子=7032ヤード、いずれもパー72)
 最終ラウンドが行われ、勝みなみ(16=鹿児島高)は70で回り、通算8アンダー、280の7位に終わった。64で通算19アンダーまで伸ばした朴キョル(18=韓国)が優勝。松原由美(15=大院大高)は70で通算2オーバーの14位、岡山絵里(18=大商大高)は通算7オーバーの17位だった。3人中上位2人のスコアによる団体は565で4位とこちらもメダル獲得はならなかった。

 あふれる涙を、こらえきれなかった。勝は個人、団体ともにメダルを獲得できず「本当に悔しいの一言しかない。自分の実力はまだ通用しない」と赤く目を腫らした。

 首位と7打差で迎えた最終ラウンド。出だしは猛チャージの気配があった。1番で80センチにつけると、続く2番でも下りの4メートルを沈め、連続バーディー。だが、3番で1メートルのバーディーパットを外し「パットがおかしくなった」という。ライバルとの差は開く一方で「スコアが遠ざかっていって、悲しかった」とうつむいた。

 6日まで長野県で行われた世界女子アマチュアチーム選手権は最終日に崩れた。雪辱を目指した大会だったが、またも表彰台を逃した。「自分も五輪を目指している。出場できたら、生かせると思う」と涙をぬぐった。

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2014年9月29日のニュース