吉田 レスリング初のV4達成「またリオ五輪に向かって練習を頑張りたい」

[ 2014年9月28日 21:32 ]

女子55キロ級で優勝し、4連覇を指で示す吉田沙保里

 仁川アジア大会第10日は28日、韓国の仁川でレスリングの計4階級が行われ、女子は55キロ級で吉田沙保里(ALSOK)がレスリング初の4連覇を達成した。75キロ級では浜口京子(ジャパンビバレッジ)が5位に終わり、4大会連続のメダル獲得はならなかった。男子フリースタイルは65キロ級で石田智嗣(警視庁)が5位。97キロ級には日本選手は出場していない。

 五輪、世界選手権を合わせ、15大会連続世界一の吉田は1回戦で鍾雪純(中国)に12―9で逆転勝ち。その後はベトナム選手にフォール、インド選手にテクニカルフォールで勝ち、決勝ではモンゴル選手をテクニカルフォールで下した。

 浜口は1回戦で中国選手に屈し、3位決定戦ではモンゴル選手に敗れた。石田も準決勝、3位決定戦で屈した。

 ▼吉田沙保里の話 最後まで緊張しっぱなしだったが、4連覇できてうれしく思う。いろいろな課題が見つかったので、またリオ五輪に向かって練習を頑張りたい。

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2014年9月28日のニュース