冨田、週明け書類送検へ…日本水連「厳正に対処」選手登録停止は必至

[ 2014年9月28日 09:15 ]

24日の100メートル平泳ぎ決勝に出場していた冨田尚弥
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仁川アジア大会第8日

(9月27日)
 日本オリンピック委員会(JOC)は27日、仁川アジア大会で競泳男子100メートル平泳ぎ4位の冨田尚弥(25=チームアリーナ)が25日に文鶴水泳場で韓国の聯合通信社のカメラを盗んだため、日本選手団から追放したと発表した。26日夜から地元警察に事情聴取され、本人も容疑を認めているという。冨田は週明けに書類送検される見通しで、選手村で謹慎している。

 冨田の今大会の成績は日本選手団からは抹消される見込み。日本水連は近く倫理委員会を開き、冨田の処分を検討する。「こういう事態が起きショックを受けている。厳正に対処するつもりだ」と日本水連の泉専務理事。競泳チームとこの日、帰国した平井監督は「水泳連盟としての処分は、アジア大会が終わってから何らかの形で検討していかないといけない」と話した。契約先のデサント社も「処分については捜査の結果を踏まえてあらためてお知らせする」とした。かつて“ポスト北島”として注目された25歳に、選手登録停止など厳罰が下るのは必至な状況だ。

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