錦織「集中」今季3勝目王手 初めてセット失うも持ち直した

[ 2014年9月28日 05:30 ]

シングルス準決勝、試合に勝利し決勝進出を決めた錦織(AP)

 男子テニスのマレーシア・オープンが27日、クアラルンプールで行われ、シングルス準決勝で世界ランク8位の錦織圭(24=日清食品)が同57位のヤルコ・ニエミエン(33=フィンランド)に6―3、4―6、6―2で勝ち、決勝進出を決めた。今季3勝目、通算6勝目を懸けて28日の決勝で同28位のジュリアン・ベネトー(32=フランス)と対戦する。

 錦織は今大会初めてセットを落としたが、最終セットは正確なショットで持ち直した。「最終セットはやるべきことを思い出し、集中して臨んだ」。今年の全仏オープン男子ダブルスを制したベネトーとの対戦成績は2勝1敗。「決勝は厳しい試合になると思うが、優勝目指して頑張る」。準優勝した全米オープン後初の大会でタイトルを獲り、29日開幕の楽天ジャパン・オープンで日本に凱旋する。

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