みなみ「なんなんだろう」5位後退 バランス狂い芯を捉えられず

[ 2014年9月28日 05:30 ]

3番、ティーショットを放つ勝

アジア大会ゴルフ第3日

(9月27日 韓国・仁川 ドリームパークCC(女子=6500ヤード、男子=7032ヤード、いずれもパー72))
 2位から出た勝みなみ(16=鹿児島高)はショットが乱れて首位と7打差の5位に後退した。3バーディー、3ボギーの72で通算6アンダーのままスコアを伸ばせず、金メダルが遠のいた。5アンダーの67をマークした岡山絵里(18=大商大高)がイーブンパーの13位、松原由美(15=大院大高)は4オーバーの17位。3人中上位2人のスコアで争う団体は、425で首位と19打差の3位に浮上した。

 クラブの芯を外し、力のないショットはグリーン手前でことごとく失速した。勝は「ドライバーは半分もフェアウエーに行ってない。フェースへの当たり方も違うし、なんなんだろう。凄く苦しかった」と振り返った。

 2番でバーディーを先行させたが、その後は我慢の展開。1Wがフェアウエーを捉えたのは14ホール中6ホールだけでアイアンも右に左にぶれまくった。ラウンド中には片足立ちしながら、もう片方の足を上げ下げする運動を繰り返す場面もあった。「トレーナーさんにお尻の筋肉のバランスがちょっと悪いと言われた」とバランス改善を試みたものの、ショットの安定には直結しなかった。それでも、苦しい中で終盤の14、18番でバーディーを奪って意地を見せた。7打差で迎える最終日も希望は捨てない。「ドライバーが真っすぐ行くと気持ちが違う。狙える位置にはいると思う」と金メダルを目指してトップの背中を追いかける。

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2014年9月28日のニュース