萩野は銅 出場7種目全てでメダル、それでもタイムに不満

[ 2014年9月26日 05:30 ]

仁川アジア大会第7日

(9月25日)
 萩野が男子200メートル背泳ぎで銅メダルに輝き、出場7種目全てでメダルを獲得した。1大会7メダルは06年ドーハ、10年広州大会の朴泰桓(韓国)に並ぶ偉業。今大会13レース目は自己ベストに2秒13も及ばなかったが、表彰台を死守し「不本意なタイムだったので、もっと入江さんについていけるように頑張りたい」と語った。

 序盤から入江が飛び出し、我慢のレース展開。ターンやバサロからの浮き上がりなど細かい技術を修正してきたが、スペシャリストには3秒以上離された。ただ「出る種目全部でメダル」と宣言した通りの活躍で、大会MVP候補。2年後のリオデジャネイロ五輪の出場種目について「個人メドレーを軸にして考える。来年はふるいにかけて選ぶ年になる」と複数の金メダル獲得へ厳選する方針。大会を振り返り「長いようで長かった。きついなあと思ったけど、個人メドレー2種目だけ出場している自分を想像するとやるせなかった」と多種目挑戦へのこだわりを口にした。

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