松山 パット好調で5位浮上「いいプレーできたら上に行ける」

[ 2014年9月7日 05:30 ]

BMW選手権第2ラウンド、4番でバンカーショットを放つ松山英樹

USPGAツアーBMW選手権第2日

(9月5日 米コロラド州チェリーヒルズビレッジ チェリーヒルズCC=7352ヤード、パー70)
 第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われ、13位で第2ラウンドをスタートした松山英樹(22=LEXUS)は4バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算4アンダーの136で、トップと4打差の5位に浮上した。64をマークしたセルヒオ・ガルシア(34=スペイン)が通算8アンダーで単独首位に立った。

 マキロイ、ガルシアといったトップ選手が顔をそろえる上位陣に、松山が仲間入りした。フェデックス・カップのランク70位までが出場できるメジャー級のフィールドで2日間60台をマーク。逆転するには十分な36ホールを残し、首位と4打差の5位に浮上。「いいプレーができたら上に行けると思っている。それができるかできないか。順位はあまり気にしない」と冷静に自己分析した。

 第1ラウンドより4打少ない計25パットとパッティングの好調を維持した。3番はエッジから5メートルをパターで沈めてパーを拾い、9、10番も2・5メートル前後を決めてパーセーブ。「スコアをつくる意味ではパットが一番大事」と結果に納得した。

 開幕前にはプレーオフ最終戦を終え、フェデックス・ランク1位が得るボーナスの10ミリオン(約10億5000万円)を狙うことを宣言した。現在はランク30位と最終戦に出場するにはぎりぎりの位置だが、首位のガルシアを捉えれば夢の扉が大きく開かれる。そのためにも「パットの好調を持続しながら、ショットのフィーリングをもっと上げたい」と気を引き締めた。

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2014年9月7日のニュース