大山 自己新63!コースタイ堅首、54H最少スコア更新だ

[ 2014年9月7日 05:30 ]

ゴルフ5レディス第2日、大山志保は18番をパーでまとめ大会コースレコードタイ記録の63でホールアウトし笑顔でギャラリーの声援に応える

女子ゴルフツアー ゴルフ5レディース

(9月6日 岐阜県瑞浪市 みずなみカントリー倶楽部=6520ヤード、パー72)
 単独首位から出た大山志保(37=大和ハウス工業)が10年に上原彩子が出した大会コースレコードタイ記録の63で回り、通算16アンダーで首位を守った。9バーディー、ノーボギーで自身のベストスコアも1打更新。今季初優勝を狙う最終日はアニカ・ソレンスタムが03年のミズノクラシックで樹立した24アンダーの54ホール最少ストロークの更新もかかる。6打差の2位に成田美寿々(21=オンワードホールディングス)がつけた。
【第2R成績】

 63のビッグスコアを出しても、大山に実感はなかった。「よくゾーンに入ると言うけれど、私は普通に楽しく回ったら…という感じです」と振り返った。その一方で「ゴルフ人生で今週が一番いい。ショットもパットもアプローチも全ていい」と手応えは十分。2メートル以内につけてのバーディーは3つで、12番はカラーから20メートルをパターで沈めるなど、どのクラブを握ってもうまくいった。今季はNEC軽井沢72でプレーオフで敗れるなど結果が出ていないが「自分のゴルフに徹する」ことに集中して伸ばした。

 2位に6打差の通算16アンダーまで伸ばし、元世界ランク1位のソレンスタムが樹立した通算24アンダーの54ホール最少ストローク更新も視界に捉えた。「記録は気にしない。とにかく伸ばすこと」。最終日も自身のスタンスを貫ければ、記録に彩られた今季初優勝に手が届くはずだ。

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2014年9月7日のニュース