「リオで金を」と海老沼 世界選手権代表が帰国

[ 2014年9月2日 11:16 ]

 柔道の世界選手権で個人と団体を合わせて5個の金メダルを獲得した日本代表が2日、ロシアから帰国して成田空港で記者会見し、男子66キロ級で3連覇を果たした海老沼匡(パーク24)は「もっと強くなってリオデジャネイロ五輪で金を取れるように頑張りたい」とさらなる向上を誓った。

 女子48キロ級の19歳、近藤亜美(三井住友海上)は初優勝にも「まだ自分はぽっと出。試合を重ねて技術も先輩に追いつきたい」と慢心はなかった。同57キロ級優勝の宇高菜絵(コマツ)は「気を抜かずに今後も頑張る」、2大会ぶりに世界一となった男子73キロ級の中矢力(ALSOK)は「立ち技の精度を上げ、得意の寝技も強化する」と、ともに五輪を見据えた。男子の井上康生監督は「来年は今年以上の成績を出し、勢いをつけて五輪につなげたい」と話した。

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2014年9月2日のニュース