元バレー日本代表・益子さん 求む自転車界の「ヒーロー」

[ 2014年9月2日 05:30 ]

子供の自転車環境について考える益子さん(右から3人目)

 スポーツとしての自転車の普及と浸透を目指す「JrIDE PROJECT」(スポニチ後援)のシンポジウム「子供たちのための自転車環境創造を考える」が1日、都内で行われた。

 シンポジウムでは元バレーボール女子日本代表の益子直美さんが「バレーは身近だったが、自転車にもヒーローのような影響力のある人が欲しい」と話し、子供の頃のスポーツの関わりの重要性を実体験から指摘。自転車の元プロロードレース選手の栗村修さんは「競技や安全の面からも、底辺の拡大が不可欠」と地域の活動の強化を求めた。子供向け自転車教室「ウィーラースクールジャパン」代表のブラッキー中島さんも「親子サイクリングなどを通じ自転車の楽しみと危険性を伝えていくべき」と話した。

続きを表示

2014年9月2日のニュース