15歳新垣 スコア落とすもベストアマ「応援は力になった」

[ 2014年9月1日 05:30 ]

8番、ティーショットを池に打ち込み、心配そうな表情を見せる新垣比菜とキャディーを務める父・博昭さん

女子ゴルフツアー ニトリ・レディース最終日

(8月31日 北海道恵庭市 恵庭カントリー倶楽部=6522ヤード、パー72)
 4位から出たアマチュアの新垣比菜(15=沖縄・興南高1年)は3バーディー、3ボギー、1トリプルボギーの75と崩れたものの、通算1オーバー、217でツアー自己ベストの7位に入り、ベストアマに輝いた。申ジエ(26=韓国)が70をマークし、通算8アンダーで今季3勝目を挙げた。逆転を狙った藤田幸希(28=フリー)は71で通算5アンダーの2位だった。
【最終R成績】

 大勢の観衆から「比菜ちゃん頑張れ!」と声が飛ぶ。新垣は「応援は力になった」と背中を押され、目標のトップ10入りを達成。「うれしいです。3日間の採点は70点」とうなずいた。

 6番でバーディーが先行したが、8番パー3で第1打を「左にひっかけてしまった」と池に入れ、その上3パットと痛恨のトリプルボギー。その後もスコアを落としたが、父でキャディーの博昭さんから「スイングの軸がぶれているので、前傾姿勢をキープして」と助言されると、終盤に本来のスイングを取り戻した。17番では残り70ヤードの第3打を1・5メートルにつけてバーディー。このバーディーで高橋恵と争っていたベストアマをたぐり寄せた。今後、プロのトーナメントへの出場は決まっていないというが、15歳は「こんなに難しいラフを経験できて良かった。ショットの安定性が必要です」と収穫を挙げた。

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2014年9月1日のニュース