23歳ヌンイラ「銀」 男子はメダルなし 世界選手権第5日

[ 2014年8月29日 21:46 ]

 柔道の世界選手権第5日は29日、ロシアのチェリャビンスクで行われ、女子70キロ級で23歳のヌンイラ華蓮(了徳寺学園職)は決勝で前回優勝のユリ・アルベアル(コロンビア)に小内刈りで一本負けし、銀メダルだった。同級の日本勢で、2003年の上野雅恵以来の優勝はならなかった。

 初出場で世界ランキング38位のヌンイラは、準決勝までの4試合中3試合で一本勝ち。準々決勝は同3位のケリタ・ズパンチッチ(カナダ)、準決勝は同13位のバルバラ・マティッチ(クロアチア)と格上を連破した。

 男子90キロ級で19歳のベイカー茉秋(東海大)は2回戦でセリオ・ディアス(ポルトガル)に払い腰で一本負けして敗退した。女子78キロ級の佐藤瑠香(コマツ)は3回戦で北京五輪銀メダルのヤレニス・カスティーリョ(キューバ)に完敗。両階級とも2大会連続でメダル獲得を逃した。

 日本女子は6階級を終え金2個を含む4個のメダルを獲得。男子は2日連続でメダルなしに終わった。

 ▼ヌンイラ華蓮の話 ぶつかり合うしかないと、思い切っていった。返されたら仕方がないと思った。まだまだ課題が残った。(共同)

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2014年8月29日のニュース