男子81キロ級 初出場・永瀬 メダル逃し「悔しい…」

[ 2014年8月29日 05:30 ]

柔道世界選手権第4日 男子81キロ級

(8月28日 ロシア・チェリャビンスク)
 初戦から3戦連続一本勝ちした永瀬だが、強豪の壁は厚かった。準々決勝は世界ランク1位のチリキシビリに指導3で惜敗。3位決定戦では前回王者のピエトリに投げを返された。

 ともに昨年12月のグランドスラム東京で下した相手だけに「負けて悔しい」と声を振り絞った。大叔父にあたる平尾勝司さんは69年大会中量級銀メダリスト。柔道と出合うきっかけを作ってくれた恩人は02年に他界した。出発前には墓前で金メダルを約束したが、約束は果たせなかった。それでも初出場の20歳は「破れない壁じゃない。雑さをなくして、もっと自分から攻めたい」と雪辱を誓っていた。

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2014年8月29日のニュース