豪栄道 1カ月ぶり稽古「痛みない」基本動作繰り返す

[ 2014年8月29日 05:30 ]

1カ月ぶりの稽古で立ち合いや押しの確認をした豪栄道

 大相撲の名古屋場所で左膝外側半月板を損傷しながら大関昇進を決めた豪栄道(28)が28日、東京都足立区の境川部屋で約1カ月ぶりに土俵内で稽古を行った。若い衆を相手に立ち合いの確認を23度、土俵際からの押しを5度行うなど基本動作を繰り返した。

 秋場所(9月14日初日、両国国技館)まで3週間を切っているだけに「思ったよりもスムーズに動けた。痛みがなくて不安がなくなった。とりあえず一歩進んだ」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 前日には地元の大阪府寝屋川市に凱旋。周囲からは「横綱を目指せ」と声を掛けられたという。新大関場所を迎える前に早くも次を期待する地元ファンへ「せっかち。気が早い」と“突っ込み”を入れつつ「期待に応えないといけない」と気合十分。来週以降に状態を見ながら関取衆との稽古も再開予定で「ぶっつけ本番にはならなさそう」と自信を深めていた。

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2014年8月29日のニュース