遼 73位スタートも納得、1Wで攻めた「道が見えた気する」

[ 2014年8月16日 05:30 ]

第1ラウンド、10番で第3打を放つ石川遼

USPGAツアー ウィンダム選手権第1日 

(8月14日 米ノースカロライナ州グリーンズボロ セッジフィールドCC=7130ヤード、パー70)
 結果より得たものは大きかった。70で73位と出遅れた石川だが「ほんっ、とに。何年ぶりかなっ、ていうぐらい(1Wで攻める)ゴルフができた。忘れてたことというか、失っていたものというか」と目を輝かせた。

 メジャー2連勝したマキロイのように「積極的に1Wを握ってアドバンテージを取る」と開幕前に宣言。パー3以外の14ホール中、最多10ホールで刻む選択も可能だが、1Wを13回打った。フェアウエーキープは5回で156人中147位と低迷も「刻んでたら、まだ真っ暗闇だったかもしれない。道が見えた気がする」と活路を見いだした。

 1Wで果敢に攻めた374ヤードの8番は2打目を残り70ヤードから1メートルにつけてバーディーを取った。「1Wは好きなんですけど、下手ですよね」と問題もあるが、目指す方向性が決まった今、課題は1Wの精度と明確になった。

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2014年8月16日のニュース