バーディー締めも…孔明　スコア伸ばせず通算イーブンパー

第２ラウンド、７番で第２打を放つ小田孔明

ＵＳＰＧＡツアー全米プロ選手権第３日

（8月9日 米ケンタッキー州ルイビル　バルハラＧＣ＝７４５８ヤード、パー７１）
　メジャー２試合連続で予選突破を決めた小田は第３ラウンドの５番でバーディー。直後の６番でボギーとし、後半に入っても１０番のバーディーの後、１１番でボギーと、出入りの激しいゴルフ。１５番をダブルボギーとしてスコアを落としたが、それでも１６、１８番でバーディーを奪い、７１。通算イーブンパーでホールアウトした。

　第２ラウンドは１オーバーで迎えた難関の１７番をパーで切り抜けると、１Ｗでフェアウエーを捉えた１８番のティーグラウンドで余裕の笑顔。力も抜けてバーディーで６８、通算イーブンパーで突破を決め「ぎり（ぎり予選通過）だけど通ることに意義がある」と喜んだ。得意のアイアンショットにも切れが戻り、「しっかり振っていこうと思っていた。アイアンが切れてた」と胸を張った。日本ツアーで賞金ランクトップを走る３６歳はスコアが動くとされるムービングデーに好感触を維持したまま突入した。