山口 女子シングルスでインターハイ連覇、ダブルスでも3位

[ 2014年8月7日 05:30 ]

全国高校総体・バドミントン女子シングルス決勝 優勝した勝山・山口

 全国高校総体(インターハイ)第6日は6日、千葉ポートアリーナほかで行われ、バドミントン女子シングルスは2年の山口茜(福井・勝山)が2連覇を達成した。女子ダブルスでも3位に入り、団体戦3位を合わせ全3種目で表彰台に立った。相撲の個人は2年の城山聖羅(石川・金沢工)が初優勝、高校横綱となった。サッカー女子決勝は日ノ本学園(兵庫)が7―0で京都精華女を下し、3年連続3度目の優勝。バレーボール男子は東福岡が3―0で東洋(東京)を下して初優勝を飾った。

 バドミントン女子シングルスで2連覇を達成しても山口は顔色一つ変えなかった。決勝は第1ゲームから8連続得点で勢いに乗り、持ち前のフットワークで丁寧に打ち分け完勝。観客席の応援団に促されると「連覇より優勝できたことがうれしい」と話し、ようやくVサインをつくって笑顔を見せた。今季は日本代表としても活動し、高校で練習パートナーを務める千京(せんきょ)コーチは「プレースピードが上がった」と成長を口にする。次戦はユース五輪(16日開幕、中国・南京)。「五輪と近いことが経験できる。いろいろ吸収してきたい」。東京五輪の星が、まずはユースで世界一を狙う。

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