新大関の豪栄道は夏巡業全休…左膝負傷、秋場所へ治療優先

[ 2014年8月4日 17:51 ]

 日本相撲協会は4日、7月の大相撲名古屋場所後に大関へ昇進した豪栄道(28)=本名沢井豪太郎、大阪府出身、境川部屋=が左膝のけがのため、7日の復興祈願イベント(福島県いわき市)と、8日から17日まで東北や北海道などで開催する夏巡業を全休すると発表した。協会に提出された診断書は7月29日付で、外側半月板損傷により1カ月の安静を要するとなっている。

 師匠の境川親方(元小結両国)によると、豪栄道は名古屋場所12日目に横綱日馬富士に敗れた一番で痛めた。場所後も断続的に治療を続けてきたが、膝という大事な箇所でもあり、秋場所(9月14日初日・両国国技館)の出場を優先して休場を決めた。入院はしないというが、秋場所への影響も懸念される。

 境川親方は「ファンや(巡業の)勧進元の皆さまには、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。早い段階でしっかり治さなければならないため、休ませていただくことにした」と話した。

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2014年8月4日のニュース