葛西、高梨らがA指定に スキー強化選手を発表

[ 2014年8月4日 17:05 ]

 全日本スキー連盟は4日、2014~15年シーズンの強化指定選手を発表し、最高のAランクにジャンプでソチ冬季五輪男子ラージヒル銀、団体銅メダルの葛西紀明(土屋ホーム)やワールドカップ(W杯)女子個人総合2連覇の高梨沙羅(クラレ)ら6人が入った。

 他に複合のソチ五輪銀メダリスト渡部暁斗(北野建設)、ジャンプ女子の伊藤有希(土屋ホーム)距離女子の石田正子(JR北海道)フリースタイル男子モーグルの遠藤尚(忍建設)が名を連ねた。12~13年シーズンからソチ五輪に向けて設けた特別Aは廃止した。

 スノーボードは幅広く強化を図るため、ランクや年齢の区分を今季は取りやめた。五輪メダリストでは女子パラレル大回転2位の竹内智香(広島ガス)や男子ハーフパイプ(HP)3位の平岡卓は入ったが、2位の平野歩夢(ともにバートン)はプロ活動を優先するため外れた。

 ソチでジャンプ男子団体銅メダルの伊東大貴、清水礼留飛(ともに雪印メグミルク)竹内択(北野建設)はB指定。フリースタイルはHPの強化態勢を検討中といい、五輪女子銅メダルの小野塚彩那(石打丸山ク)は今回の発表では外れた。

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2014年8月4日のニュース