日本は3連敗 バレー女子ワールドGP

[ 2014年8月4日 08:39 ]

米国戦でレシーブする日本の木村(FIVB提供)

 バレーボール女子のワールドグランプリ・アンカラ大会最終日は3日、アンカラで行われ、ロンドン五輪銅メダルの日本は1次リーグ第3戦で同五輪銀メダルの米国に2―3で競り負け、3連敗で勝ち点1となった。米国は1勝2敗で同3。

 日本は木村(東レ)や長岡(久光製薬)の強打で第1セットを27―25で先取したが、続く2セットは速攻やブロックに苦しんで17―25、22―25で落とした。第4セットは26―24で奪い返したが、最終第5セットは11―15と力尽きた。

 地元トルコはロシアをフルセットで下し、3連勝で同7とし、ロシアは2勝1敗で同7。日本は8日から香港大会、15日からはマカオ大会で1次リーグを各3試合戦う。20日からの決勝リーグ(東京)は開催国日本を含む6チームで争われる。

 ▼真鍋政義・日本監督の話 新戦術はリスクを覚悟でやっている。次の五輪で勝つために、新しいことに挑戦するしかない。手応えもあるが、課題もある。厳しい戦いだが、これをやり通す。

 ▼木村沙織の話 いいところと悪いところがはっきり出た。ちょっとずつチームが形になっている。今は難しいことをやろうとしている。自分たちのバレーを継続していくことが大切だ。

 ▼大野果奈の話 5セット目で自分たちの力を出せず、連続失点も多かった。しっかり反省し、ファイナル(決勝リーグ)に向けて相手のスペースを狙って打っていけるようにしたい。

 ▼キライ・米国監督の話 本当に厳しい戦いだった。1勝2敗の結果には満足していないが、勝ててほっとしている。日本は対戦チームを研究し、綿密な準備をしてくる。この日も苦しめられた。(共同)

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2014年8月4日のニュース