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リオへ新星 柔道男子66キロ阿部オール一本V 

男子個人66キロ級をオール一本勝ちで制した阿部

全国高校総合体育大会第3日 柔道66キロ級決勝

(8月3日 成田市中台運動公園体育館)
 16年リオデジャネイロ五輪へ新星が現れた。柔道男子66キロ級で阿部一二三(神港学園)がオール一本勝ちで初優勝を果たした。バドミントンの団体は富岡(福島)が史上初の男女同時優勝した。陸上の女子100メートル障害はヘンプヒル恵(京都文教)が13秒72で優勝。男子円盤投げは石山歩(京都・花園)が54メートル05の高校新記録で勝ち、砲丸投げに続く2種目を制した。レスリング男子団体は花咲徳栄(埼玉)が2年ぶり2度目の優勝。フェンシングのフルーレ個人の男子は松山恭助(東京・東亜学園)が3連覇し、女子は伊藤真希(岐阜・大垣南)が2年ぶりに制した。

 圧巻だった。決勝の開始1分34秒、阿部は一瞬の隙を突いて相手との間を詰めると、釣り込み腰で豪快に投げ飛ばした。あまりの早業に静まり返った会場をよそに、本人は「オール一本で行きたいと思っていた」としてやったりの表情だ。

 3月の全国高校選手権では1階級上の73キロ級に出場し、バルセロナ五輪男子71キロ級金メダルの古賀稔彦氏の長男颯人(はやと=愛知・大成)を決勝で破って優勝。6歳で柔道を始め、消防士の父浩二さん(44)が「消防士仲間と考案した」という体幹や瞬発力を鍛えるトレーニングに小学2年から取り組み、中学2年で全中を制して頭角を現した。22歳で迎える東京五輪は「優勝する」と決めているが、2年後のリオデジャネイロ五輪も「狙いたい」と意欲。全日本の強化合宿ではロンドン五輪銅メダルの海老沼匡(パーク24)とも稽古で組み「遠い存在ではなくなった」と自信を深めた。

 五輪の出場資格を得るには国際大会で与えられるポイントを稼ぐことが必須。そのために、まずは国内のシニア大会で実績を残す必要があるが、視察した全日本男子の井上康生監督(36)も「(11月の)講道館杯にも出るし、目標を持ってやっているのはいい」と若い才能に目を細めた。 

 ◆阿部 一二三(あべ・ひふみ)1997年(平9)8月9日、神戸市生まれの16歳。6歳から兵庫少年こだま会で柔道を始め、神戸生田中2年で全中の男子個人55キロ級、同3年で60キロ級を制覇。13年4月に神港学園高に入学し、3月の全国高校選手権は男子個人73キロ級で優勝した。目標は五輪60キロ級3連覇の野村忠宏氏。得意技は背負い投げ。1メートル65、普段の体重は68キロ。血液型AB。

[ 2014年8月4日 05:30 ]

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