藍4バーディー19位浮上 逆転圏内5差に「内容いい」

[ 2014年7月21日 05:30 ]

第3ラウンド、通算6アンダーで19位に浮上した宮里藍

USLPGAツアー マラソン・クラシック第3日

(7月19日 米オハイオ州シルバニア ハイランドメドーズGC=6512ヤード、パー71)
 31位から出た宮里藍(29=サントリー)は4バーディー、ボギーなしの67で回り通算6アンダーの19位に浮上した。71の野村敏京(21=フリー)は通算3アンダーのままで43位に後退。74の上原彩子(30=モスフードサービス)は1オーバーの67位、76の有村智恵は4オーバーの75位と順位を下げた。ローラ・ディアス(39=米国)ら2人が通算11アンダーで首位に並んだ。

 前半をパープレーで耐えた宮里が後半、4つのバーディーを奪い首位との差を5打にした。「パットが入ってくれてショットも調子が良かった。内容のいい一日だった」というようにショットとパットがかみ合い、14、16番では5メートル以上のバーディーパットを沈めた。これで31位から19位へと順位を押し上げ、首位との差も逆転圏内だ。今季の最高成績は起亜クラシックの24位で賞金ランクも80位と低迷しているだけに、目前に大きなチャンスを迎えた。「混戦なので1打で順位がだいぶ変わる。しっかり自分のゴルフをしたい」。成績が振るわない時に地道に取り組んだことを信じて最終日に臨む。

 ▼67位・上原彩子 短い距離からの3パットもあったし、きょうはパッティングが全然ダメだった。4、5メートルのパットがなかなか入らなくてストレスがたまった。(バーディー先行から4ボギーとリズムに乗れず)

 ▼75位・有村智恵 ショットも荒れたし、パッティングも決まってくれなかったので苦しい一日だった。自分の中にある違和感を取り除きたかったが最後までできなかった。(5番でトリプルボギーを叩くなど76と崩れる)

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2014年7月21日のニュース