マキロイがメジャー3勝目 松山&小田は39位/全英オープン

[ 2014年7月21日 04:05 ]

最終ラウンド、通算1アンダーでホールアウトする松山英樹

 ゴルフのメジャー第3戦、全英オープン選手権は20日、英ホイレークのロイヤルリバプールGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、ロリー・マキロイ(英国)が4バーディー、3ボギーの71で回って通算17アンダーの271で初日からの首位を守り抜いて優勝した。賞金は97万5000ポンド(約1億6900万円)。

 2011年全米オープン選手権、12年全米プロ選手権に続くメジャー3勝目で、残すメジャータイトルはマスターズ・トーナメントのみとなった。25歳でのメジャー3大会制覇は23歳だったジャック・ニクラウス、24歳だったタイガー・ウッズ(ともに米国)に次ぐ若さ。

 2打差の2位にリッキー・ファウラー(米国)とセルヒオ・ガルシア(スペイン)が続いた。松山英樹は5バーディー、4ボギーの71と伸ばしきれず、67をマークした小田孔明と並び通算1アンダーで39位だった。タイガー・ウッズ(米国)は6オーバーで69位。

 ▼ロリー・マキロイの話 とても誇りに思う。全英オープンに勝つことを子供のころからずっと夢見てきた。勝利の決め手は3日目の二つのイーグルだったと思う。来春に(マスターズで)グランドスラムを達成できることを楽しみにしている。

 ▼松山英樹の話 うまくいかなかった。(ショットは)だいぶ良くなったが、結果につながらず残念。まだまだ練習していかないといけない。勝てなかったら、やることはたくさんあるということ。

 ▼小田孔明の話 3番で第2打をOBにしてしまった。あのホールだけが悔やまれる。行くしかないとうまく気持ちを切り替えられた。こういうゴルフを続けられると世界でも戦えるのかなと思う。

 ▼タイガー・ウッズの話 きょうもミスが多すぎた。今週はトリプルボギーが2度、ダブルボギーが3度、3パットが2、3度もあった。3カ月も休んでいたから仕方ないが、修正すべきことが山のようにある。(共同)

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2014年7月21日のニュース