昨年6位の松山、全英オープン予選Rはマキロイと同組に

[ 2014年7月15日 05:30 ]

練習を終え、関係者と談笑する松山

 米男子ツアーのメジャー第3戦、全英オープンは17日、英国リバプールのロイヤルリバプールGC(7312ヤード、パー72)で開幕する。昨年大会6位の松山英樹(22=LEXUS)は14日、コースで練習に励んだ。また、この日は予選ラウンドの組み合わせが発表され、松山は地元英国のロリー・マキロイら注目の選手と予選を回ることになった。

 どんよりとした曇り空の中、松山は午前10時ごろにコースに到着。パットとアプローチなどの小技を中心に約3時間半にわたって調整した。12日には練習ラウンドを行ったが、この日はコースは回らず、「(コースは)難しいかなと思う。攻め方は残りの日にちで考えていければ」と話した。

 初出場だった昨年の大会は6位。最終日は一時首位と1打差まで詰め寄るなど大健闘した。それでも「昨年のイメージはなく、普通にやっている」と浮かれることなく開幕に備えている。

 この日、予選ラウンドの組み合わせが発表になり、松山は20歳の新鋭、ジョーダン・スピースとメジャー2勝で地元英国の期待を背負うロリー・マキロイという注目選手と同じ組になった。また、大手ブックメーカーのウィリアムヒル社による大会優勝オッズはマキロイとウッズが1番人気で11倍。松山は日本勢最高の50倍となり、22歳の日本人の期待値は着実に高まっている。

 渡英前に出場した長嶋茂雄招待セガサミー・カップでは4日間の平均パットが1・9074と低迷。大会終了後には「このパットをしていたらどこへ行っても成績が出せない」と話していたが、この日は時間をかけて4メートルほどのパットを何度も確認した。「(パットは)いい感じになることを祈っている。徐々に良くなってくれれば」と松山。初めて戦うコースだが、準備は整いつつある。

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