初出場の20歳渡辺粘り見せた「集中力切らさずできた」

[ 2014年7月14日 05:30 ]

最終ラウンド、1番で第2打を放つ渡辺彩香

USLPGAツアー全英リコー女子オープン最終日

(7月13日 英国サウスポート ロイヤルバークデールGC=6458ヤード、パー72)
 最終日にようやく吹いた強風で多くの選手がスコアを大きく落とす中、初出場の渡辺が1バーディー、3ボギーと粘った。「これが全英なんだと思った。集中を切らさずにできたのは良かった」とはにかんだ。

 1メートル72と長身の20歳。持ち味の飛距離を413ヤードの8番パー4で発揮した。会心の1Wショットは風にも乗って300ヤード以上飛んだ。残り約100ヤードの第2打をウエッジでピンに寄せてバーディーを奪い「飛距離は十分やっていける」と自信を得た。一方で5メートル前後のパットを何度も外し「チャンスがあったので悔しい」と唇をかむ。予選落ちした6月の全米女子オープンに続く自身2度目のメジャー。4日間を戦い抜いたが、「実力不足を痛感させられた。来年も戻って来られるように頑張りたい」と成長を誓った。

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2014年7月14日のニュース