体操女子に14歳新星 宮川、跳馬1位で決勝進出

[ 2014年7月6日 05:30 ]

女子予選 宮川紗江の床運動

体操全日本種目別選手権第1日

(7月5日 千葉ポートアリーナ)
 世界選手権(10月、中国・南寧)の代表選考会を兼ねて行われ、年齢制限で同選手権代表資格のない宮川紗江(14=セインツク)が、跳馬で14・525点をマーク。昨年の世界選手権代表・村上茉愛(まい、17=池谷幸雄倶楽部)を抑え、トップで6日の決勝に進出した。白井健三(17=岸根高)は、跳馬で予選落ちに終わった。

 新星が現れた。14歳で世界選手権出場資格がない宮川が跳馬で14・525点をマークしてトップで決勝進出。「(決勝では)自分の最大限の演技ができたらいいな」。床運動も4位で決勝へ。小さい頃から母の目を盗んでは走り回るほど活発で2歳の時に体操を始めた。所属のセインツクで坂道ダッシュを繰り返し「使える筋肉がついてきた」と自信を得た。代表争いとは無縁だが、「2年後はリオデジャネイロ五輪で金メダルを獲りたい」と力を込めた。

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2014年7月6日のニュース