今季国内初戦の松山「調子悪くない」遼も「安定感が出てきた」

[ 2014年7月2日 18:17 ]

 男子ゴルフの長嶋茂雄招待セガサミー・カップ開幕を翌日に控えた2日、会場の北海道千歳市ザ・ノースカントリーGCで各選手が最終調整し、今季国内初戦の松山英樹、3戦目の石川遼はともにプロアマ戦に出場し、松山が「調子は悪くない。勝ちたい気持ちは(いつも)一緒」と言えば、石川も「全体に安定感が出てきた」とそろって自信を示した。

 石川は米ツアーの来季出場資格をほぼ確実にしているが、それを意識するあまり「結果ばかり考えてショットがその場しのぎになっていた」という。6月1日に松山が米ツアー初優勝を果たし、先を越されたことで「今やらなきゃ駄目」と基本に立ち返る決断をした。6月26日に帰国し、他の選手と合同で午前9時半から午後7時まで練習漬け。北海道で行っているこの合宿は、大会後も7月末まで続ける予定だ。来季を見据えた調整といいながら「早くも成果が出つつある」と今大会も楽しみな様子だった。

 この他、2週前のツアー選手権森ビル杯を制した竹谷佳孝は「パットは相変わらず入っている」。連覇を狙う薗田峻輔も「去年のいいイメージが残っている」と好調で、激戦が期待できそうだ。

続きを表示

2014年7月2日のニュース