名古屋場所で巻き返しへ！遠藤、軽めの調整「これから」

大相撲名古屋場所

　２場所連続負け越しからの巻き返しを目指す西前頭５枚目の遠藤は１日、三重県鈴鹿市の追手風部屋で稽古を開始。１時間半かけて四股やてっぽうを入念に繰り返し、新十両の大栄翔らと８番取った。軽めの調整にも「これからじゃないですかね」と落ち着いた様子で話した。

　出稽古は当面行わない予定。通常なら横綱、大関陣と対戦しない番付だが「一日一番、集中してやっていく」と目の前の相手に向かう構えだ。

　稽古には早朝から１００人以上が見物に訪れ、午後には名古屋市中区で今場所をＰＲするイベントに稀勢の里、琴奨菊と参加。長蛇の列をつくる大勢のファンに笑顔でうちわを配って握手に応じ、変わらぬ人気を示した。