美香、69で1アンダー 第2ラウンドは雷雨で順延

[ 2014年6月29日 09:31 ]

第2ラウンド、2番でティーショットを放つ宮里美香

 米女子ゴルフのアーカンソー選手権は28日、アーカンソー州ロジャーズのピナクルCC(パー71)で第2ラウンドが行われ、雷雨のため中断となり、そのまま順延になって約半数の選手が競技を終了できなかった。

 77位からスタートした宮里美香は69と少し巻き返し、通算1アンダーの141。野村敏京は73でイーブンパーに後退した。上原彩子は73で4オーバーとなり、予選通過が絶望的となった。

 宮里藍は13ホールまでで二つ落とし、通算2オーバー。有村智恵は16ホールまでパープレーで、3オーバー。29日に第2ラウンドの残りと、上位70位タイまでによる決勝ラウンドを実施する。

 競技を終えた中では、ミシェル・ウィー(米国)が2日連続で66をマークし、通算10アンダーの132でリードした。

 ▼宮里美香の話 後半のバーディーチャンスがなかなか決まらず、フラストレーションがたまった。最後のバーディーはうれしかった。最終日は攻めて、五つか六つ伸ばすつもりでいく。

 ▼野村敏京の話 ボギーが多かった。ショットは悪くなかったけど、飛びすぎてハザードに入ったり、グリーンをオーバーしたりした。最終日は攻めて、バーディーをたくさん取りたい。

 ▼上原彩子の話 なかなか厳しい。バーディーパットがなかなか入らなかった。ラインが全然違う感じだった。それで流れが悪くなって、ショットにも影響するという悪循環だった。

 ▼宮里藍の話 (ボギーとした)1番のパーパットはラインが読めていなかった。(パー5の)14番の第2打はスプーンでぎりぎりグリーンに届くので(中断前に)打ちたかった。(最終日の)朝はプランが変わるかもしれない。

 ▼有村智恵の話 初日に悔しかったのでショットを修正したら、たくさんチャンスについた。体幹を使うことを意識した。手応えを得られたので、このショットを安定させていきたい。(共同)

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