岩田、嘉数に続いた!2日連続アルバトロス 25年ぶり複数達成

[ 2014年6月22日 05:30 ]

アルバトロスを達成した岩田はクラブとボールを手に笑顔

男子ゴルフツアー日本ツアー選手権森ビル杯第3日

(6月21日 茨城県笠間市 宍戸ヒルズカントリークラブ西コース=7402ヤード、パー72)
 ツアー未勝利の岩田寛(33=フリー)が6番パー5(588ヤード)でアルバトロスを達成。この日のベストスコア65で回り、通算7アンダーで40位から8位に浮上した。第2日には嘉数光倫が10番でアルバトロスを記録しており、1大会での複数達成は89年三菱ギャラントーナメントの中尾豊健と新井規矩雄(いずれも第1日18番)以来25年ぶり2度目となった。竹谷佳孝(34=エー・エム・エス)と張棟圭(25=韓国)が通算13アンダーで首位を守った。
【第3R成績】

 連日の快挙だ。6番パー5、残り220ヤードの第2打。岩田の4Iでの1打はピンの3ヤード手前に落ちて転がりカップインした。自身初のアルバトロスに「落とした場所はイメージ通り。会心のショットでした」とニンマリだ。スタート前には日本ゴルフツアー機構の公式サイトで嘉数のアルバトロスについての記事を閲覧。「(嘉数は)興奮したと書いてあったので、勉強しました」と7番パー3のティーグラウンドに向かう前に気持ちを切り替え、このホールでも9Iで1メートルにつけてバーディーを奪った。

 東北福祉大の後輩に当たる松山英樹がメモリアル・トーナメントで米ツアー初優勝を飾った。松山が帯同する進藤大典キャディーとは大学時代の同級生で「松山と大ちゃんからは刺激を受けた」と発奮。初日は105位と出遅れたが「必死でやった」と2日目に2イーグルを奪って予選を通過するなど、一気に上位に上がってきた。

 首位とは6打差だが「11番までに首位と3打差まで伸ばせれば…」と優勝を諦めていない。今季は7試合に出場し、トップ10が5度と好調。最終日も必死に食らいつく。

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2014年6月22日のニュース