カイマー 2位に6打差で記録的独走、36H大会最少スコア更新 

[ 2014年6月14日 11:09 ]

USPGAツアー全米オープン第2日

(6月13日 米ノースカロライナ州パインハースト パインハースト・リゾート=7562ヤード、パー70)
 カイマーの130は36ホール終了時点の大会最少記録を1打更新した。通算10アンダーは、2011年にロリー・マキロイ(英国)がパー71のコースで記録した11アンダーに次ぐ2位。2位との6打差は00年のタイガー・ウッズ(米国)、11年のマキロイと並ぶ最多リードだ。先の2人は圧勝しており、メジャー通算2勝目を狙うカイマーには心強いデータだ。

 終盤、ショットがやや乱れたカイマーは「ショートゲームでよくカバーできた」とボギーなしのラウンドに満足そう。サッカー大国のゴルファーは「ドイツのワールドカップ初戦は月曜日だから、それまでは新聞には僕のことが掲載されるはず」と笑いを誘った。

 ▼ブレンドン・トッド(米国=初出場の28歳、2位)「初めてのメジャーでしっかり自分のプレーができた。カイマーのプレーは素晴らしい。彼が落とさない限り僕にはチャンスがない」

 ▼ロリー・マキロイ(英国=10位)「もし僕がカイマーなら差を広げることを考える。こういうコースでは守りに入っては駄目」

 ▼アダム・スコット(オーストラリア=67と伸ばし14位に浮上)「アグレッシブに攻められた。カイマーが同じプレーを続けたら2位を狙うしかないが、なんとか最後に優勝争いができることを願う」(共同)

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2014年6月14日のニュース