みなみ プラス思考で挽回 7バーディーで3差4位浮上

[ 2014年6月14日 05:30 ]

<サントリーレディス2日目>5番、貫禄たっぷりにボールの行方を見つめる勝みなみ

女子ゴルフツアーサントリー・レディース第2日

(6月13日 兵庫県神戸市 六甲国際ゴルフ倶楽部=6511ヤード、パー72)
 49位と出遅れていた15歳のアマチュア、勝みなみ(鹿児島高1年)が7バーディー、1ボギーの66で回り、通算5アンダーに伸ばし、首位と3打差の4位に浮上した。14日の第3ラウンドはともに4位で同じくアマの森田遥(17=高松中央高3年)、佐々木笙子(18=クラーク記念国際高3年)と最終組の2つ前でラウンドする。通算8アンダーのイ・ナリ(25=韓国)が首位。

 みなみスマイルがはじけた。最終18番。ピン右奥5メートルを沈めて会心のバーディー締めだ。初日は73で49位と出遅れたが、プラス思考で挽回した。「初日は(パットが)入らなさすぎた。その分、絶対に入ると思っていた」と7バーディーの荒稼ぎに笑顔を見せた。

 5月のワールドレディース・サロンパスカップでも初日82と大叩きしながら、2日目に65で回り、大逆襲で予選通過。その時は最終的には33位に終わったが、今回は2度目の優勝も狙える位置まで猛チャージだ。3日目は同じアマで2学年先輩の森田遥、佐々木笙子と同組で、最終組の2つ前でラウンドする。ギャラリーの視線が集中しそうだが、「自分は変わりません。アマですし、優勝とか考えていません。あしたはあしたの風が吹く、ですよ」。本人は平常心を強調した。

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