日馬 反則負けに「指が抜けないんだ。分かっていた」

[ 2014年5月25日 05:30 ]

日馬富士(左)が稀勢の里のマゲをつかみ反則負けに

大相撲夏場所14日目

(5月24日 両国国技館)
 2敗対決で反則負けした日馬富士は、まげをつかんだことについて「(指が)入っちゃったんだな。抜けないんだ。分かっていた」と物言いの時点で黒星を覚悟していたことを明かした。「アニキ」と慕う朝青龍以来、横綱では2人目の反則負け。朝青龍は敗戦後、相手の旭鷲山の車のサイドミラーを破壊するなど騒動を起こしたが、対照的に「あした(稀勢の里に)ごめんなさいと言おうかな」と素直に反則を認めた。

 過去27勝20敗の大関との取組については「燃えますね。お互い良い立ち合いをしたけど、俺が引いてしまった」と言いつつも、まげをつかんでなければ「勝ててた。(土俵際で右足も)出てなかった」と悔しさものぞかせた。最後は千秋楽の白鵬戦に向け「思い切って自分の相撲を取りたい」と切り替えていた。

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2014年5月25日のニュース