宮本 5差5位も ハープスター級末脚で?逆転あるぞ

[ 2014年5月25日 05:30 ]

第3日、18番でバーディーパットを決め、観客の声援に応える宮本勝昌

男子ゴルフツアー関西オープン

(5月24日 兵庫県西宮市 六甲カントリー倶楽部=7037ヤード、パー72)
 宮本勝昌(41=ハートンホテル)が9バーディー、3ボギーの66で回り、通算9アンダーで首位と5打差の5位に浮上した。大の競馬好きで、オークスの1番人気ハープスターをしのぐ末脚さく裂に意欲。4位から出た藤本佳則(24=フリー)が66で回り、単独首位に立った。
【第3R成績】

 ツアー8勝の宮本が遅まきながら逆襲に出た。8番から5連続を含む9バーディーで、29位タイから5位タイに浮上。「特に修正したところはないけれど、ショットが良くなりました。パットは入っていたから」。パー3で3つのボギーを叩いても「大満足です」と笑った。

 大の競馬好きで自らの成績を「5馬身離されている」などと趣味に例えて説明。首位と5打差で最終日に臨む今回は、オークスで1番人気に支持されている桜花賞馬ハープスターに匹敵する末脚が逆転のために必要となる。「ハープスターは無理」と本人は笑って否定するが、このリラックスした様子が上位陣には脅威かもしれない。

 過去8勝のうち、4勝は3日目を終えて3位以下から逆転で手にした。01年日本ツアー選手権は4打差をひっくり返した実績がある。「僕はマイペースなので」と気さくなベテランは最終日も自然体で臨む。

続きを表示

2014年5月25日のニュース