皇風引退「やり切った」 早大出身78年ぶり関取

[ 2014年5月21日 16:48 ]

 大相撲夏場所11日目の21日、早大出身では78年ぶり2人目の関取として話題を呼んだ元幕内の西幕下51枚目、皇風(27)=本名直江俊司、東京都出身、尾車部屋=が日本相撲協会に引退届を提出した。東京・両国国技館内で記者会見し「自分でやれることは全てやり切った。感謝の大切さを学んだ」と、さばさばと話した。

 皇風は早大相撲部から2009年初場所に初土俵を踏み、11年秋場所で新十両となった。突き、押しを武器に12年夏場所で新入幕を果たしたが、この場所で右脚を痛めて途中休場し、幕内在位は1場所だった。今年1月に左肩腱板を断裂して引退を決意。今場所は休場していた。

 今後は相撲協会に残らず、断髪式を6月22日に東京都調布市で開く。

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2014年5月21日のニュース