神戸製鋼 ゴールド新ヘッドコーチ就任、主軸にジャパン経験者指名

[ 2014年5月19日 15:16 ]

 ラグビーの神戸製鋼は19日、神戸市の同社グラウンドで今季から指揮を執るギャリー・ゴールド新ヘッドコーチ(46)の就任会見を行った。昨季の試合のビデオをほとんど見たというチーム初の外国人指導者は、日本人の主軸として、フォワードの第1列と3人のジャパン経験者を指名した。

 「フロントローは非常に強くてスクラムは強み。さらに向上させてチームの軸としたい。ロックの伊藤はクレバーでフィジカルも強く、すごくポテンシャルのある選手。バックスで言えばスタンドオフの正面はボールを持ってラインに仕掛けられ、スマートなキックもできる優れた選手。ウイングの今村はストロングボールキャリアーと認識している。アウトサイドバックスに彼のように当たって強い選手がいるのは強み」

 南アフリカ、英国で計5つのクラブチームのヘッドコーチを務めた敏腕指導者が、03年シーズンを最後に日本一から遠ざかるチームを立て直す。

 14年シーズンのトップリーグは8月22日に開幕し、神戸は同24日のリコー戦が初戦となる。

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2014年5月19日のニュース