白鵬 自己最長8場所連続ストレート給金!嘉風寄せ付けず

[ 2014年5月19日 05:30 ]

<5月場所8日目>嘉風(右)に張り手を見舞う白鵬

大相撲夏場所8日目

(5月18日 東京・両国国技館)
 横綱・白鵬は新小結・嘉風を押し出し、ただ一人8戦全勝とした。自身の持つストレート勝ち越しの最多記録は33回となり、連続記録は最長の8場所に伸ばした。大関・稀勢の里はホープ遠藤との熱戦を押し倒しで制し、平幕の勢とともに1敗を守った。

 8場所連続33回目のストレート給金を決めた白鵬は、格下に絶対的な強さを誇る自らのことを“金の扉”と表現した。

 嘉風に押し込まれる場面もあったが、左からのすくい投げで体を入れ替えて押し出し。昨年初場所の妙義龍戦を最後に金星を与えていないだけに「大きな壁というか金の扉を開けた者が上に上がる。そういう意味で今場所はいい壁になってるんじゃないかな」と満足げに話した。

 9日目の相手は横綱も注目するホープの遠藤だが、簡単に扉は開けさせるつもりはない。

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