成田　逆転で４大大会初Ｖ「信じられない」

＜サロンパス杯ワールドレディス最終日＞優勝カップを手に笑顔の成田美寿々

　ワールド・サロンパス・カップ最終日（１１日・茨城県茨城ＧＣ＝６６３０ヤード、パー７２）２打差を追って２位から出た２１歳の成田美寿々が６バーディー、１ボギーの６７で回り通算９アンダー、２７９で逆転優勝を果たした。国内四大大会初制覇。３季連続のツアー通算３勝目で、賞金２４００万円を獲得した。

　初日から首位だったフォン・シャンシャン（中国）が１打差の２位。成田と並んで迎えた１８番でボギーをたたいた。３位は通算７アンダーの宮里美香。宮里藍は１アンダーの８位で、１５歳のアマチュア、鹿児島高の勝みなみは通算５オーバーの３３位だった。（出場６６選手＝アマ２、晴れ、気温２２・８度、東南東の風２・２メートル、観衆１１５５９人）

　▼成田美寿々の話　プレーオフに持ち込んで、負けたら仕方ないと思っていた。信じられない。メジャー（国内四大大会）のタイトルが本当に欲しかった。きょうもしっかり攻めようとは思っていた。