川内 杜の都で“打倒藤原”に気合満々 11日仙台国際ハーフ

[ 2014年5月10日 17:10 ]

仙台ハーフの前日会見に出席した川内優輝(右)と藤原新

 公務員ランナーの川内優輝(27=埼玉県庁)が杜(もり)の都で“打倒藤原”を誓った。仙台国際ハーフマラソンの前日会見が仙台市内のホテルで行われ、ロンドン五輪男子マラソン代表の藤原新(32=ミキハウス)らとともに出席した。

 藤原は昨年の左太腿のケガもあって最近は調子を落としていたが、「ようやく強い練習ができて本来の自分の走りが取り戻せつつある」と手応えをのぞかせる。「川内君はこの1年で凄く成長した。立場が逆転してしまった」と持ち上げる余裕も見せた。2年前の大会では藤原に日本人トップの座を譲り、日本人2番手の4位だった川内は「そんなお世辞を」と謙そん。「藤原さんにはハーフでまともに勝ったことがない。僕こそチャレンジャー。一矢報いたい」と気合を入れた。

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2014年5月10日のニュース