エディジャパン FWで勝負!スリランカ戦へ最終調整

[ 2014年5月10日 05:30 ]

スリランカ戦を前に日本代表の練習を見つめるジョーンズHC(左後方)

 ラグビー日本代表が10日のアジア5カ国対抗(15年W杯アジア予選)スリランカ戦(名古屋・瑞穂ラグビー場)を前に会場で最終調整。「相手はルールぎりぎりのプレーをする。今回はFWで戦いたい」と方針を示すエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(54、HC)だが、割を食うのがバックス陣だ。

 通常FW5人、バックス3人のリザーブを構成するジョーンズHCだが、今回は6人、2人の配分。格下相手とはいえ、W杯出場へ負けられない試合だけにリスクが伴うが、指揮官は「わざと厳しい状況をつくっておく」と説明した。特に攻撃の起点となるSOは、先発する田村(NEC)の代役が不在。それでも「田村がケガをしたら違う形でプレーする。選手たちが自分たちで(考えて)解決していく」と突き放した。副将のFB五郎丸(ヤマハ発動機)は「それを聞いて80分(フル出場)だなと。ガックリ感。でもいいチャレンジ」と冗談を交えて自身を鼓舞。選手のさらなる成長を願う指揮官が、あえて課したハードルをも乗り越える。 

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2014年5月10日のニュース