新国立競技場基本設計は5月中にも完了 解体は予定通り7月から

[ 2014年5月7日 21:51 ]

 2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる国立競技場を管理・運営する日本スポーツ振興センター(JSC)は7日、遅れていた新競技場の基本設計が今月中に完了するとの見通しを明らかにした。現競技場の解体工事は予定通り7月に始める。

 構造や設備の配置などをまとめた基本設計は当初は3月末までに終える予定だった。しかし、JSC担当者によると、積雪が開閉式屋根の機能に与える影響などを検討したため、ずれ込んだ。担当者は「2月に東京で大雪が降り、もう一度議論することになった」と説明した。

 新競技場の五輪後の年間利用見込みでは、収入は約50億4千万円、支出は約46億円となる第三者機関の最新の試算が出たことも明らかにした。

続きを表示

2014年5月7日のニュース