小林LPGA会長 アマ躍進に脱帽「恐るべし」

[ 2014年5月5日 09:33 ]

<サイバーエージェントレディース最終日>優勝トロフィーを手に笑顔を見せる一ノ瀬優希(左)とベストアマに輝いた森田遥
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女子ゴルフツアー・サイバーエージェント・レディース最終日

(5月4日 千葉県市原市・鶴舞カントリー倶楽部(6515ヤード、パー72))
 アマ3人がトップ10に入る活躍に、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は「恐るべしアマチュア」と苦笑いした。最後は一ノ瀬がアマ年間2勝目を阻止し「私がプロなんだ!仕事でやってんだぞという意識が出ていた」と称えたが、アマ躍進に素直に脱帽する。

 小林会長が注目するのが、アマの目標意識の高さ。高校生アマだった宮里や石川がツアーで勝ち「自分もそうなりたい」とジュニアの意識は一変した。

 アマチュアを統括する日本ゴルフ協会にはアマランクの制度がある。そのトップに君臨するのが13年日本女子オープンで18位に入った15歳の松原だ。ランク4位には3月のアクサ・レディース4位の柏原。7位の保坂もツアーで実績を残し、それぞれが近い将来ツアーを担う存在だ。

 日本ゴルフ協会の川田太三常務理事も「森田、勝らナショナルチームのメンバーを中心に刺激し合って好結果が出ている。練習量でもプロに負けていない」と分析。次戦ワールド・レディース・サロンパスカップには森田と勝に加え、松原も参戦。さらなる活躍が期待される。

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2014年5月5日のニュース