勝利を呼んだ平野の粘り「卓球をしてきてよかった」

[ 2014年5月4日 23:16 ]

<世界卓球女子準決勝 日本・香港>第3試合で奮戦する平野

JA全農世界卓球団体戦・女子準決勝 日本3―1香港

(5月4日)
 「あんな試合ができて、卓球をしてきてよかった」平野早矢香(29=ミキハウス)がこみあげるものを抑えながら言った。

 第1試合で石垣優香(24=日本生命)が0―3で敗れ、続く石川佳純(21=全農)は姜華君にフルゲームの末勝ち1勝1敗に戻した第3試合。

 相性の悪い呉穎嵐相手に2ゲームを取られ、第3ゲームも4―9とされてから一気に巻き返し、12―10で奪い返して第4、第5ゲームを取っての逆転勝ち。「負ける一歩手前、苦しかった」と語るが、王手を掛けてエース石川にバトンを渡した。

 前日の準々決勝では第2試合で黒星を喫し、5試合目で自らが勝って準決勝進出を決めた石川は、「チームの勢いで勝てた。みんなで勝ち取った勝利」と形、「平野さんなら絶対に勝つと思っていたし、つないでくれたので絶対に負けられないと思っていた」と気合を込めて臨んだ。石川は李皓晴の連打に耐え、1―2の劣勢をひっくり返す底力を見せ、試合後には満面の笑みを見せていたが、平野の大逆転について「本当に尊敬できる先輩だな、と思います」と目を赤くした。

 31年ぶりの決勝進出。相手は世界女王の中国だが、勝てば71年名古屋大会以来43年ぶりの優勝となる。石川は「全員で勝つ気で全力で戦いたい」と力を込めていた。

 ▼村上恭和・日本女子監督の話 31年ぶりの決勝進出を果たせてうれしい。石川は苦しみながらも最後は勝つと思っていた。平野は大逆転してくれて、ありがとうと言いたい。

 ▼石垣優香の話 第1試合で勢いに乗りたかったけど、負けて申し訳ない。平野さん、石川さんが勝ってくれて感謝している。(決勝は)皆さんの応援、チームメートへの感謝をぶつけて頑張りたい。

 ▼森さくらの話 幸せだし、うれしい。試合を見ていて、心臓が飛び出そうなくらいドキドキした。勝ってくれて、本当に良かった。

 ▼田代早紀の話 (試合に出た)3人は見ていて本当にすごいと思った。尊敬する。(石川)佳純ちゃんが、5人の力で勝てたと言ってくれたのがうれしかった。

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