日本男子37年ぶり決勝進出逃す ドイツに敗れ銅 世界卓球団体戦

[ 2014年5月4日 19:41 ]

<世界卓球男子準決勝 日本・ドイツ>水谷は第2試合のオスチャロフ戦でガッツポーズ

 JA全農世界卓球団体戦の準決勝が4日、東京・国立代々木競技場などで行われ、世界ランク3位の日本男子は同2位のドイツと対戦。3-1で敗れ、77年バーミンガム大会以来となる37年ぶりの決勝進出を逃した。

 第1試合に登場した世界ランク16位の丹羽孝希(19=明大)は同9位のボル(33)に第1ゲームを先取するも1-3の逆転負け。同10位の水谷隼(24=DIONジャパン)は同4位のオフチャロフ(25)をフルセットの末に下し、1-1のタイに戻した。水谷は3連敗中だった強敵を退け、寝転がってガッツポーズし喜びを爆発させた。

 同17位の松平健太(23=ホリプロ)は3番手で登場。同37位のフランチェスカ(21)に2-3で敗れた。1-2で迎えたエース対決の第4試合。水谷は1勝13敗と分の悪いボルと対戦。0-3のストレートで完敗し、快挙達成はならなかった。

 3位決定戦は行われないため、4大会連続の銅メダルが確定した。準決勝のもう1試合は中国が台湾を3―0で下し7連覇に王手をかけた。

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