佳純　オランダに勝ってメダル決める「全力で戦いたい」

ＪＡ全農世界卓球団体戦第５日

　日本女子は２大会ぶりのメダルを懸けて、３日の準々決勝でオランダと対戦する。

　試合がなかったこの日は決勝トーナメント１回戦の台湾―オランダ戦を視察。欧州の実力国が勝ち上がると、石川佳純（２１＝全農）は「１つ目の目標はメダル獲得。全力で戦いたい」と表情を引き締めた。オランダは中国から国籍変更した選手がおり、エースで世界ランク１３位のリー・ジャウは４１歳のベテランで左利きのペンホルダー、同５０位のリー・ジエはカット主戦型。侮れない相手だけに、村上監督は「３番手の選手に確実に勝って、残りの４試合のうち、どうやって２点（２勝）を取るか」と戦略を練って大一番に臨む。