「金メダルが希望の象徴に」 羽生、特派員協会で会見

[ 2014年4月24日 19:05 ]

日本外国特派員協会で記者会見するフィギュアスケート男子の羽生結弦

 ソチ冬季五輪のフィギュアスケート男子で金メダルに輝いた仙台市出身の羽生結弦(ANA)が24日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、東日本大震災の被災者や困難に直面した人々にとって「首に掛けている金メダルが希望の象徴や、応援してくださった象徴になっていたらうれしい」と語った。

 19歳のスケーターは「練習では4回転ループを決めたし、今は4回転ルッツにも挑戦している」と新たなジャンプの習得に意欲を示した。4年後の平昌五輪に向けては「フィギュアは対人競技でなく、自分をコントロールして100パーセント、120パーセントの演技ができるかどうかが大切。そこが一番のライバル」と精悍な顔つきで話した。

 演技前に胸の前で十字を切るようなしぐさをする理由を問われると「十字でなく長方形に近い形を書いている。体の軸を真っすぐ保つために毎回やっている」と意図を説明した。

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2014年4月24日のニュース